社会福祉法人豊裕会・明るく温かい、家庭的な雰囲気の溢れる施設

第6回

こんにちは。今回は、今年改正された制度について、お話をしたいと思います。

 

まず、4月に改正された介護保険の内容として、認知症高齢者にやさしい地域づくりに向けてのプランが打ち出されました。

現在、高齢者の約4人に1人が認知症の人、その予備軍だと言われています。

 

このプランの基本的な考え方とは、認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で、自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指すというものです。

 

また、今までのヘルパーさんやデイサービスは、近々、今の介護保険制度からはずれるそうです。デイサービスとは、通いでお年寄りの方が、皆さんでレクレーションや体操をしたり、お風呂に入ったり、お昼ご飯を食べたりなどして一緒に過ごすサービスのことです。介護保険を使ってサービスを受けていた人達だけでなく、より広い対象の方がサービスを受けられるようになる予定です。

 

次に、8月にも介護保険が一部改正になりました。

 

今年4月現在、介護保険の認定を受けている高齢者は、一律、介護保険にかかった1割の費用で、ヘルパーさんやデイサービス、その他の介護サービスを利用できていましたが、8月から、年金や収入の額に応じて、2割の自己負担の人が出てきました。

また現在、介護サービスを利用する場合にお支払いいただく1割の自己負担については、上限の金額が設定されています。この、支払った合計額が上限を超えた場合には、超えた分が払い戻しされます。

 

8月からの法改正では、所得の多い人は、この上限額も変わりました。

介護保険が新しくなっただけでなく、11月からは、マイナンバー制度が始まりました。アメリカなどでは、すでに運用されているそうです。

 

以上、少し難しい制度の話についてですが、ご理解いただけましたでしょうか?

 

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